札幌市、清田区で障がいのある方の回復期のリハビリテーションや、慢性の病気をお持ちの方の長期にわたる療養を支援いたします。

札幌市清田区真栄331番地
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真栄NEWS

ぽかぽか通信『リハビリテーションが目指すもの・・・ 』

当院では年4回、『ぽかぽか通信』を発行しております。
今回は平成22年6月発行の『ぽかぽか通信』1面記事をご紹介いたします。
2〜4面でも楽しい内容の記事を掲載しておりますので、当院へお越しの際は是非お手にとってご覧下さい。

担当医画像リハビリテーションが目指すもの・・・
リハビリテーション科 科長 小林直子

 真栄病院・しんえいの杜が目指していることの一つに「病気や障がいを抱えていても生き生き暮らす」ことをサポートするというものがあります。私達リハビリテーション(以下リハビリ)スタッフは医療・福祉の中でも「生活行為」というものにスポットを当てて日々奮闘しています。生活行為とは食べる・移動する・トイレで用をたす・身なりを整えることから始まり、料理を作る・買い物をする・電話をかけるなど多岐にわたります。これらを自分で行うためにはどうしたらよいか、介助が必要な場合はどの様な工夫や方法があるのかを考えながらリハビリを提供しています。
 ここで一つ大切なのは「生き生き暮らす」「自分らしく生きる」ということです。これはQOL(人生の質)とも言われています。リハビリの目標はQOLの実現です。「家族と暮らして安心したい」「孫の結婚式に参加したい」「手料理で家族を喜ばせたい」など、QOLは人それぞれ違います。日頃のリハビリ練習は「歩けるようになって何をしたいか?」「○○できる様になってどんな喜びがあるのか?」を見失わぬよう進めていかなくてはなりません。
 皆さんの本当に目指したいものは何ですか?
 健康な頃とは違った生活様式になるかもしれませんが、新しい暮らし方を考え、目標に向かって一緒に練習していきましょう!!

2010-06-15

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