家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成26年12月号

　師走の候、今年もいよいよ最後の月となりましたね。目を閉じてパッと開いたら１２月になっていたかの様に月日の経つのが早く感じている今日この頃です。
　１１月９日「文化の日」に因んだ「文化祭」を行ないました。“長年の功績を称える”という意味を踏まえて、年齢を重ねてもまだまだ出来る事を称えましょう・・と行ないました。Ｒさんは俳句を習っていたこともあり近年多くの俳句をノートに書き残していたり、道新にも時折投稿しています。コースターを縫ったＳさんは縫い物が得意で沢山の物を縫ってきました。まだまだ腕前は劣っていません。Ｙさんはとても凝り性で一つの事に夢中なると夜を徹して作業してしまいます。自室は作り物で一杯になっています。この方々がまだまだ「出来る勇気」を与えてくれた事に感謝し「感謝状」を贈りました。ちょっと感動的なシーンもありましたよ。
　当ホームは今年１１月で十周年を迎えました。この十年間苦楽を共に支えてくれたスタッフが９人居ます。（職員総数１９人中）感謝しきれない程感謝しております。又開設当初からの入居者さんも２名おります。この十年も振り返ると、あっ！という間でしたが「認知症介護」は教科書や理屈でわかっていても介護はできません。毎日の生活を通して人として寄り添い、人生の先輩として敬意を持って関わりを深めなければ相手は受け入れてくれません。そのようなことや色々沢山の事を学ばさせていただきグループホームに勤めて良かった。と感謝しております。ありがとうございました。
　１１月２日体調不良にて入院したＨさんホームでの生活は短かったですが体調の良い時は食器拭きや家事手伝いをしてくれました。又他の入居者やスタッフへの気配り、心配りなどお母さん的存在でした。Ｈさん早く元気になってくださいね。
　１１月１５日Ｙさんとのお別れがありました。入居して四ヶ月でしたが夏祭りにはビール飲んでいた事、すたみな太郎での焼肉を食べていた事が思い出します。凛とした姿勢を崩さない　真面目な方でしたね。Ｈさん、Ｙさんとの出会いに感謝しています。ありがとうございました。
　

敬具

管理者　谷口良子

グループホーム「西まち」10周年祝い品です。

まだまだ、現役で診察してます。

文化の日、俳句が作れて　感謝状

文化の日、縫い物が出来る　感謝状

文化の日鶴折が出来る　感謝状

子守が大好き