西まち便り
西まち便り平成18年2月号
平成18年2月号
拝啓 暦の上ではもう春だというのに、まだまだこの雪はなくなりそうにないですね。
去る一月二十二日の家族会にはお忙しいなかお集まりいただき、有難うございました。その家族会でお知らせしたのですが、一月三十日に無事に北海道神宮参
拝へ行ってくることができました。当初の予定では昨年の琴似神社より歩く距離は長いし、雪道なので、しっかり歩ける方のみと考えていましたが、出来るだけ
希望をかなえてあげたいということで、希望者のうち二階梅ユニットは四人、三階竹ユニットは五人という約半分の入居者さんが行くことが出来ました。
昨年よりも入居者の皆さんの身体レベルは少しずつ確実に落ちていると思われますが、普段ホーム内を歩くのも、手すりを利用したり杖をついてやっと、とい
う方も、スタッフに支えられながら雪道をしっかりと踏みしめて普段の倍以上も歩き、階段も途中で止まることなく、登り降りすることが出来ました。
それも、「お参りしたい」という強い思いがあったからではないでしょうか。お賽銭を投げ入れ、手を合わせていた皆さんはいったい何をお願いしたのでしょう?
「こんな冬に外へ行けると思わなかった!」「北海道で一番大きな神社にお参りできて良かった、有難うございます。」「冥土の土産になります。」とまで、
言ってくれた方などもいて、とても喜んでくれた様子で私たちも大変嬉しく思いました。また今年も楽しい企画を色々と用意していこうと気合が入りました。是
非、ご家族の皆様もご協力お願いいたします。
最後に、梅ユニットでお別れがありました。その入居者さんは「笑うってことはすごくいいことなんだ」とおっしゃっていて、皆で毎日行っている発声練習の
終わりに、「わっはっは!」と笑うのですが、それを人一倍大きな声で行っていただき、周りの人をも笑いの渦に巻き込んでいました。その方のように笑えるこ
と、そして、周りの人を笑顔に出来ることは、介護者にとってとても必要な要素だと思います。お別れはとても寂しいですが、「わっはっは!」と元気に笑うこ
とが、その方の供養になればと思います。
私たちスタッフに沢山のことを教えていただき有難うございました。心よりご冥福申し上げます。
敬具
梅ユニット主任 村井 加奈
元旦の朝は、お雑煮です。 “おいしい!” | | 長年の習慣でしょう、元旦は着物姿で福笑い! | | カルタとりは皆大好き!気迫を感じます。 |
お習字の先生の指導をしっかり受けています。 | | 北海道神宮で参拝“今年も健康でありますように!” | | 参拝のあとは、甘酒飲んであたたまります。 |
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2006-02-01