家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第2のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

札幌市西区西町北8丁目1番25号
TEL011-661-5531

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西まち便り

西まち便り平成18年4月号

平成18年4月号

拝啓 軽暖の候、冬の終わりは春に向かって勢いよく駆け足していたかのように思いましたが、ここにきて心なごむ暖かさになかなかなりませんね。
 通勤途中道路わきに植えてある桜の木は、枝先全体がほんのりピンク系に色づき、芽が「早く出たい!」と待っている光景を見受ける今日この頃です。
 冬期間は初詣以外外出する機会もなく、ほとんどホームで過ごす毎日でした。試行錯誤しながらボーリング、玉入れなど手製道具を使い競技大会風に楽しんだ り、また、お習字や絵画、色塗り、カルタとり等も行っていました。中でもカルタ取りはお正月に関係なく空いている時間をみて行っていますが、反響は上々で す。普段会話の少ない人でも読み手の役をこなす時には、「こんなにしっかり声が出るんだ!」と驚きがあります。また、取り手の人も立ち上がり身を乗り出し 皆真剣で活気溢れています。
 当ホームでも「声は健康のバロメーター」と考えています。毎朝ラジオ体操の後には発声訓練(あ・え・い・お・う)、笑い訓練を盛り込んで声を出しています。またもう一つ加えると「歌(童謡・日本の歌等)を唄うこと」です。
 この度 突然の病で亡くなったEさんからは「歌を唄うことの素晴らしさ」を学ばせていただきました。それは歌を唄う気持ちになるという事は、気持ちが落ち着き、心 穏やかでなければ唄えないという事。そして聞いているだけでそのほのぼのとした雰囲気が心を和ませてくれるという事。その雰囲気が歌の苦手だった人も自然 に巻き込まれ、共に唄いだすという素晴らしい環境にさせてくれた事でした。このような雰囲気を作り上げてくれたEさんの為にも今後も発声に繋がる歌等を続 けていきたいと思っています。
  Eさんへ 心より感謝をこめてお礼申し上げます。「皆に歌をありがとうございました。」
追伸
先日の家族会には、お忙しい中参加していただきありがとうございました。

敬具

ホーム長 谷口 良子

昔習った作法がよみがえります。今日のおやつは“たこ焼き”です。
自分の分は自分で作ります。
窓に作った桜の木は満開!室内花見です。
ホッホホホ!お姫さまです。玉入れは運動会以来だヮ〜。
集中!集中!
サッカーではありません。
ボーリングなんですよ。

2006-04-01