家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成30年4月号

軽暖の候、４月に入り風が強かったり肌寒かったり　時には雪まで降ってくれましたね。春が来た！と心ウキウキしていたのが、また沈んでしまいそうな今日この頃です。新年度が始まり新生人達が新着したスーツを着てホームの前を通って行くのを見かけます。働き初めのワクワク、ドキドキ感は見ていても伝わってきますね。そのままホームの玄関に入って来てくれないだろうか？と願いを込めて見送っています。
先月３月６日このホームの開設者小笠原清行先生が亡くなりました。九十二才でした。私が看護学校を卒業してすぐに務めたのが清行院長の小笠原病院でした。
あれから４０年、清行先生が創設した「医療法人　尚仁会」に今もお世話になっています。清行先生とは、長いお付き合いをさせていただきました。清行先生は仕事以外にも多彩な趣味を持っていて、いつも忙しくバタバタしていてゆっくり向き合って話をしたことが記憶にないくらいです。ただ　いつも叱られてばかりの私でした。しかし九十才の誕生日を迎えた次の日、ホームに入居されてからの月日はゆっくりとした時間の中で言いたいことを言いしたいことは貫き、穏やかな時を過ごしていたのではないでしょうか・・・大好きなお酒も飲みたいときに飲んでいました。他の入居者の皆さんにもお酒を振舞い皆で飲んだ事もありましたよね。清行先生！長い人生お疲れさまでした。また沢山の思い出ありがとうございました。これからもずーと見守ってくださいね。合掌

敬具

ホーム長　谷口　良子

９６才お誕生日おめでとうございます！	９０才お誕生日おめでとうございます！	カルタ取りに夢中です。
ひな祭り！元気バンザイ！	どこのお姫様でしょうか？	先生ありがとうございました。