西まち便り
西まち便り平成18年8月号
平成18年8月号
拝啓 残暑お見舞い申し上げます。このところ毎日、私たちは汗だくで暑さを感じておりますが、入居者の皆さんは座っていることが多いせいか、風が通り抜け
る所では、「ヒヤッとする」と寒さを感じているようです。毛糸のベストなどを着て汗だくになっていることがあります。入居者さんの体温調節と水分摂取に
いっそう気を遣っている今日この頃です。
先月の7月6日は昨年と同様、北広島市にある澤崎農園へ「苺狩り」に出かけました。各ユニット1名ずつ、入院中のため参加できなかった入居者さんがいま
したが、その他の方は全員行くことができました。あいにくのお天気ではありましたが、雨に打たれながらも、苺を自分の手でいっぱい採っていた入居者さんも
いましたし、ご家族さんや職員に採ってもらった苺をお腹いっぱい食べている入居者さんもいました。雨宿りで殆どビニールハウスの中にいたので、苺畑に行っ
たということを覚えていない方もいましたが、それでも苺をお腹いっぱい食べたということは覚えていてくれました。たくさんのご家族さんにも参加していただ
き、ホームに戻ってからも昼食を一緒に食べたり、ご家族さんと一緒にすごしている入居者さんの嬉しそうな表情を見て、私達もとても嬉しく思いました。
また、7月18日は「キグレサーカス」を見に行ってきました。招待状が届き急遽行く事が決まったので、希望者のみで出かけました。「昔、見たことがある」と懐かしげにしていた方や、次々と繰り広げられる技の数々に歓声をあげ拍手をしていた方もいて好評でした。
当ホームでは、「お天気の良い日は外気に触れる」を目標にしていますが、昨年より身体機能が低下したためか、誘っても外に出たがらない入居者さんが殆ど
となってしまいました。ご家族と皆で一緒に出掛ける行事だけではなく、今回の「キグレサーカスを見に行く」という様に目標があると「行ってみようかな」と
思うきっかけになるのだと思いました。日常の中で、「外へ散歩」だけだとなかなかのってくれないので、「洗濯物干しにいくの手伝ってくれませんか?」や、
「犬に会いに行きませんか?」などあの手この手を試みて、なるべくホームの中に閉じこもりきりにならず、太陽の光を少しでも浴びられるよう働きかけていき
たいと思っています。
敬具
梅ユニット主任 村井 加奈
江差に住む妹(91歳)が私(99歳)に、逢いに来てくれました。 | | 近くの喫茶店へ行きました。パフェを食べている時、覚醒良好! | | 姉妹三人揃ったところで、夏でも百人一首! |
皆そろって、大きな声で童謡合唱中。 | | キグレサーカス観戦中! | | テレビを見ながら体操です。イッチニー、イッチニー!ソ〜レ! |
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2006-08-01