家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第2のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

札幌市西区西町北8丁目1番25号
TEL011-661-5531

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西まち便り

西まち便り平成18年12月号

平成18年12月号

拝啓 季冬の候、本格的に冬を迎えるこの時期は寒さが身にしみますね。通勤時、日の出が遅くて暗く、路面はツルツル、季節の変わりをゆっくり見渡す余裕も 取れない中、街路地のななかまどの木は葉も落ち、いつの間にか雪の積もった実だけが残っている事にふと気がつく今日この頃です。
 当ホームは開設して丸二年を迎えました。ゆっくりのんびり穏やかな生活を送っていただくことを目標としていますが、中々現実では難しく、年々医療的かか わりを必要としている方が増えてきています。お年寄りのお世話をするということは、このような状況も切り離せない現実だと受け止めております。また、その ような現実の中から私達は、慌ただしさをあらわにせず落ち着いた生活をどう保っていくか?またどう表現するか?奮闘している毎日です。
 先月1日、2日と各階に分かれイルミネーション見学に行ってきました。身体的精神的に落ち着いている方々のみでしたが、中には行く直前になって「体の調 子が悪いの!本当に悪いの!嘘じゃないの!行きたくない!」と言っていた方もいましたが、やや強引にバスに乗せいざ出発。そして帰って来たその表情は、ま るで別人のようなにこやかな顔になって「も〜素晴らしいものを見てきたの」と伝えてくれました。又あまり外出を好まない別な方は「どこ行くの?さっぱりわ かりません」と言いながらも大通りに着くと「わ〜!素晴らしい!わ〜っ!」「こんな素晴らしいものを見せていただき有難うございました」と、とても感激し ていただいた表情を見て、私たちもより一層感激しました。瞬間だけでもいいんです。素晴らしいものを見て感激・感動していただくそのことだけで!とそう 思っています。

敬具

ホーム長 谷口 良子

外出大好きなお二人です。これからイルミネーションを見に行きます。スタッフの方が嬉しそう〜!月に一度のお楽しみ食!今月は“お赤飯とおさしみ等”です。
あたまなでられると気持ちがいい〜!話がはずみ仲むずまし〜い!デス何を言われても、おかしくておかしくて笑いがとまりません!

2006-12-01