家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第2のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

札幌市西区西町北8丁目1番25号
TEL011-661-5531

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西まち便り

西まち便り平成19年6月号

平成19年6月号

拝啓
 初夏の候、通勤時、手稲山の全景を見ながら、木々の新芽が、じわじわと頂上に向かい生い茂っていく光景は、一日一日を無駄にせず、今日という日を大切に生きている自然の力に感動している今日この頃です。
今年も桜見に行ってきました。やはり桜見は北海道神宮ですね。地盤の砂利道は車椅子での移動困難はありますが、入居者さんがとても気に入っている北海道一の神社、そして正門からの通路両サイドに咲き誇る桜は見事です。又トイレが近くにある場所は他にはありませんね。ご家族と暖かな日差しのもとで、昼食を共にし、ゆっくりのんびり出来たのではないでしょうか?
 4月下旬、梅ユニットに新入居者(83歳w子さん)とその家族・愛犬ピーター君(チワワ犬)が入居されました。当ホームでは愛犬を同居させる事には、なんら抵抗はありませんでした。なぜなら以前より動物を室内で飼うことは「癒し」に繋がると聞いていましたし、ホームでも「飼ってみたいね!」と話をしていたからです。ピーター君がホームで生活する事となっても他の入居者は誰ひとりとして、嫌がる言葉もなく、「かわいいねー」「ピッちゃん」など声掛けし可愛がってくれていました。ピーター君もまた他の入居者に向かって吠ることもなく、優しく見守ってくれていました。w子さん自身も勿論ピーター君と共に暮らす事で落ち着いた生活が出来るようになり、時には二人(1人と1匹)で居間のソファに横たわりお昼寝でき、慣れ親しむようになってきていました。
 ところが、5月26日突然の状態変化と急変で思いがけないお別れになってしまい、ご家族さんはもちろんピーター君も職員も驚くばかりでした。w子さんとの出逢いからお別れまで短い期間でしたが、ユーモアのある会話をしてくださるとても楽しい方でした。またw子さんの入居があったからこそ、動物を飼うという初体験をさせていただくことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
w子さん、ピーター君ありがとうございました。

敬具

ホーム長 谷口 良子

同居することになり、大喜び!!2週間一緒に生活した、
ピーター君です!
あ〜っ!忙し忙し!皆の分のホットケーキを焼いています。
お誕生会の席で、お礼に大得意の“詩吟”を披露中。スタッフはどの方でしょう?梅ユニット三人仲良し、婦人部です。

2007-06-01