家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成19年7月号

拝啓
　盛夏の候、入居者さんたちの服装も半袖へと衣替えし、明るい色彩が多く目に入りホーム内も一段と華やかに感じます。しかしまだ、朝・晩は「寒いねぇ」という声が聞かれ、ウールのひざ掛けがなかなか手放せない方もいらっしゃり、もう７月なのに本格的な夏はいつくるのだろうかと心配になってしまいます。
　先月６月２７日は、毎年恒例となったいちご狩りに行ってきました。昨年は天気が悪く畑に出ることができなっかた方もおりましたが、今年は去年の分も取り返そうという勢いで、いちご畑を歩けずとも座り込んでたくさんのいちごを採っていました。３年連続参加している入居者さん、身体的な機能は年々衰えているはずなのに、食べるというよりも目の前に苺があると手をのばしてひたすら採るという本能というか、昔畑仕事をしていた時代がよみがえっているのか、畑の中でとても生き生きとした表情をされていた姿が印象的でした。
　入居者の皆さんもご家族の皆様もスタッフもまた、今回お声をかけて一緒に参加していただいた地域の方々も、日々何らかのストレスを抱えているとは思いますが、気持ちのいい青空の下、さわやかな空気とおいしい苺を食べ、多少はリフレッシュできたのではないでしょうか。残念ながら今回、梅・竹ユニットとも、参加できなかった入居者さんがおりましたが、外へ出ることはきっと気分転換や気晴らし、または話の種くらいにはなると思うので、これからも機会を作りどんどん外の空気に触れていってほしいと思いました。

敬具

梅ユニット主任　　村井　加奈

イチゴは食べても食べても、お腹に入ります。

イチゴ狩りで採ってきたイチゴはジャムになります。

山菜取りに行ってきた理事長より“フキのお土産”皮むき中！

年２回の防火訓練、スタッフは真剣です。

入居者さんも消火器、使い方実践します。

♪シャボン玉飛んだ〜屋根まで飛んだ〜♪ホーム長が大好きなシャボン玉。