家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成21年1月号

拝啓
　謹んで新春のお慶びを申し上げます。
　当ホーム開設以来、５度目のお正月を迎えることが出来ました。お正月のお節などの準備に関しては、年１度しか巡ってこないものの、５度目ともなると慣れたものです。世間の年末年始の慌ただしさは、どこ吹く風？という様子で、ホーム内はなんとも落ち着いた雰囲気でみなさん過ごされていました。しかし、入居者さんの様子とは打って変わって、私たちスタッフの先月を振り返ってみるとかなり忙しかったです。普段の日常生活の介助等に加え、大掃除やクリスマス会の練習、もちつき、そして極めつけには、札幌市の実施指導（書類や経営上の運営を監査する）がありました。
　今回のクリスマス会の練習に関してはなかなか時間もとれず、半ばぶっつけ本番で踊りました。出来のほどはいかがだったでしょうか？・・・とは、恥ずかしいので、聞かないことにいたします。
　しかし、梅ユニットから、入居者さんが初めて踊りに参加してくれました。普段、「踊って〜」とスタッフが頼むと上手に踊ってくれますが、人前に出ることが苦手なようで、私たちスタッフもほとんど諦めていました。“スタッフばかりが何かを提供する”のではなく、“入居者さんと共に行なう”というのが、グループホームの醍醐味だとわたしは考えておりますので、今回やっと一緒に参加していただけたことは、とても嬉しく、ありがたく思っています。入居者さんの中には、体が思うように動かなくなってきたり、色々な動作が出来なくなることが多くなっていますが、新たに出来ることもあるのだと、隠された力がまだまだあるのだと改めて実感しました。
　今年も皆さんとまた、たくさんの楽しい思い出を作っていきたいと思っております。

敬具

梅ユニット主任　村井　加奈

ホーム長お手製のババロアケーキ

“あこがれのハワイ航路”入居者も一緒に踊りました。

快気祝いにクリスマス観戦

今年のクリスマスプレゼントはスタッフ全員での手編みのマフラーでした。

御夫婦仲良く、今年もお手伝いしてくれました。

お餅大好き!!食べ過ぎかも？