家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成21年2月号

拝啓
　立春も過ぎ、日も長くなってきたせいかカーテンを閉める時間も少しづつ遅くなってきました。今シーズンの冬は暖かく雪も少ないと思いきや、例年より降雪量が多いとは以外です！さて一月がお誕生月でありましたホーム最高齢の入居者さんのリクエストにより、月末恒例のお楽しみ食が「お餅」となりました。今回はホームの餅つきマシンがフル回転！餅を丸めるスタッフの腕前もかなり上がり形もキレイになりました。（私は試食係なので丸めたことはありませんが）二階から三階へテーブルを運び入居者の皆さんも次々と三階ホールに集まりました。お餅が喉をつかえては大変！との思いからスタッフも介助スタンバイ。スリリングなお楽しみ食のスタートです。しかし毎度のことですが、普段は食の細い方やムセてしまいがちな方達も量もさることながら上手に召し上がっています。本当に美味しそうです。毎日の食事で我々スタッフはその方にあった介助をさせていただいていますが、実に神経を使います。
　私達が当たり前のように口からご飯を食べていることがいかに大変で大切なことかわかります。食に限らず全ての日常生活の中から、私達は「老」というものを学ばせていただいています。誰しもが向かって行く老い私がお婆ちゃんになったとき、想いが伝えられなくて…でも心の中の想いは「どうなんだろう？」そんなことをスタッフと話しながらあれこれと介護のあり方を考えています。
　二月三日は節分。今年は初めて梅・竹ユニット合同での豆まきです。「オニは〜外〜っ！」あんな大きな声は聞いたことがない！外に向かって豆をまく方、スタッフに「あげるよ」と言って分けてくれる方、袋に集めた豆をほおばる方「ちょうだ〜い」と入居者に豆をせがむスタッフ、皆さんに沢山の「福」が来ますように。お昼の恵方巻きは、今年の吉方位「東北東」を向いてかぶりつきました。お料理のパートさん、いつも季節のおいしい献立をありがとうございます。

敬具

竹ユニット主任　百井　由美

懐かしい羽子板で羽根つき！

花札大好き！

正月用を池坊で！

お正月ゲームに福笑い

99才を迎えました、まだまだ元気です。

長谷川岳さん来訪です。