家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第2のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

札幌市西区西町北8丁目1番25号
TEL011-661-5531

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西まち便り

西まち便り平成21年7月号

平成21年7月号

拝啓
 盛夏の候、入居者さん達の口からも、「暑いわね〜」という言葉が聞かれ始めました。ホームのおやつには、すいかやアイスクリームなどがお目見えするようになり、皆さん嬉しそうに食べておられます。
 六月は、梅ユニット・竹ユニットともに、悲しいお別れがありました。竹ユニットで亡くなられた方は当ホーム入居の際、自分の目でホームを見学し、ホーム長と話をした中で信頼感を深め、自ら入居を希望されました。当初、台所仕事をこなし、他入居者との関わりを見ていても本当に心の広い穏やかな方でした。厳しい時代を生きてきた年代ですから芯は強く、頑張り屋であることは言うまでもなく、ベットから起き上がれなくなってからもその強さと頑張りに涙が出ました。本当に「生きる」ということを教えてくださったことに感謝いたします。
 梅ユニットでは、骨折入院されていた他の入居者さんが退院され、やっと全員揃った!という矢先の、突然の出来事でした。前日に奥様が見え一緒にすごされ、差し入れをお腹いっぱい食べて、奥様に満面の笑みを見せていたということなので、ご本人は、もしかしたら、旅立つときが分かっていたのかもしれません。
 人間生まれたら、いつかは別れの時が来るということは分かってはいても、日々生活に追われ、大切に過ごすことを忘れがちです。死の場面に直面すると、あの時こうしてあげればよかった、とか、これを言っておけばよかったなど、後悔の念がこみ上げてきたりしてしまいます。お二人が一日一日家族や友人との時間を大切に過ごしなさいということを、改めて私達に教えてくれたような気がします。

敬具

梅ユニット主任  村井 加奈

ジャスコでクレープ食べました。たまにはショッピングもいいものです。専門学校の実習生が紙芝居を読んでくれました!
ホーム長中心に蕗の皮むき中です。淋しい時は、誰かがそばにいてくれます。どこで見つけてきたのでしょう…?

2009-07-01