家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成23年9月号

拝啓
初秋の候、今年の夏も暑い日が続き九月に入り少しは涼しくなるかと思いきやとんでもない暑い日もありましたね。台風十二・十三号の影響で徐々に暑さともお別れになるのでしょうね？秋の訪れに少し淋しさを感じている今日この頃です。
八月下旬よりホーム前から地下鉄発寒南駅までの歩道を「バリアフリー工事」が夜間のみ始まりました。蒸し暑い夜には窓を開けて休んで頂いている入居者さんには　アスファルトを削る・たたく激しい音や働いている方々の大きな声で眠れぬ夜が続いています。その分昼寝をし又夜の工事で眠れない状態の繰り返しで昼夜逆転となっているように感じています。（工事は一二月まで続く予定です）例年であれば「外部評価」を行っている時期でしたが、今年より二年に一度となりました。書類作成・自己評価・家族さんへのアンケート依頼等で多忙な時期でしたが、その多忙さがなく少しは時間に余裕が持てるか？と思いましたが、なかなか余裕がもてないのが現実です。人が生きて生活するという動きの中で穏やかな日々は長く続かない事も毎日の入居者さん達との生活の中で痛感しています。
八月三十日お別れがありました。当ホームに入居されて一年半と短い期間でしたが入居時は自分の事は自分でこなし食器拭き等のお手伝いも積極的でした。「氷川きよし」が大好きでＤＶＤを毎日見ていても毎日が笑顔でした。認知症としての症状の進行がとても早く今年に入ってから除々に全身機能低下し寝たきりとなりましたが前日まで意識ははっきりしていて状況をしっかり把握し逝ったのだと感じています。
Ｋさんとの出逢いに感謝し、ありがとうございました。
そして、さようなら。

敬具

ホーム長　谷口　良子

９１才お誕生日おめでとうございます。	毎日の体操はしっかりと！	赤ちゃん抱くと母の顔
しっかり目を開け、ハイポーズ！	かわいい物には笑顔です。	楽しいひと時、ありがとうございました。