- リハビリテーション部とは
- ●積極的な受け入れを行い、サポートを望む方を「誰ひとり残さない」
- ●患者様が元の環境に戻った際の役割を一緒に作っていく
- ●リハビリテーション部の再編成でより患者様の人生に寄り添うことができる
- ●退院後の生活も一緒に作っていきたい
どんな人も受け入れる。
OT(作業療法士)としてそこに惹かれました。
真栄病院の取り組みに惹かれ2022年入職しました。現在の制度上、患者様が併存疾患などを抱えている、長期入院が予想されるなど、様々な事情によりなかなか入院することが難しいケースを聞きまが、私達の病院は「誰ひとり残さず」積極的に受け入れています。その理念に感銘をうけ、ここで患者様のこれからの人生をサポートしたいと思いリハビリテーションを行っています。
これからの役割を再確認していく作業。
仕事としては、患者様を「元いた環境に戻す」ということだと考えています。ただ、身体の状態がそれまでと同じレベルまで戻らないケースもあるのが事実です。心と身体のリハビリを重ねる中でその人の人生の中で「何を大切にしているか」をくみ取りながら、これからの生活環境において本人がどうありたいかの意志決定を促すことがOT(作業療法士)の役割であると考えています。回復の歩調を合わせながら、元いた環境での役割を作っていく事も私の役割だと思っています。
一緒に進める環境づくりを
フラットな組織でチーム全体で考える。
以前は「回復期病棟」「一般病棟」「地域包括ケア病棟」「長期療養病棟」をひとつの組織で診ていたのですが、近年私達の病院では「回復期チーム」「一般・長期療養チーム」のふたつに分け再編しPT(理学療法士)、ST(言語聴覚士)・OT(作業療法士)それぞれのスタッフを横に繋げるようしました。これによりチーム内でフラットな対応・意見交換ができるようになり、結果として患者様への小さな気づきやコミュニケーションが円滑になり、結果としてご家族との意思疎通もスムーズになり患者様の意志決定もしやすい体制になったと思います。またHARP(北海道リハビリテーション専門職協会)への参加など地域の病院としてリハビリテーションへの取り組みが、より強固になりました。
退院後の生活も一緒に作っていきたい。
リハビリテーション部の仕事は「その人らしい生活の再獲得」のサポートだと考えています。リハビリテーションを終えて生活に戻られたら私達の仕事も終了。ではなく、退院後も情報交換を行い一緒にその後の生活も作っていければと考えています。