真栄病院の医師としての取り組み
●医療とリハビリテーションで人生をあきらめさせない
●チームアプローチで患者様へ最大限の成果を提供する
●退院までに「できること」を一緒に見つけ出していく
●医療とリハビリテーションで、より広く、患者様を受け入れていきたい

身体機能の向上と健康寿命を延ばしたい。

地域の方の健康に幅広く対応する、家庭医療の専門医として長年の大きなテーマです。特に身体能力の向上などは医療だけでは難しい面もあり、リハビリテーションでのアプローチが絶対的に必要です。全体的にリハビリテーションの専門性も高くなり、ある意味で医療とリハビリテーションの垣根は低くなってきていますが、特にご高齢の方などは多臓器疾患などの「内部疾患」を抱えている方も多く、ここは医療の力がないと対応できないのが実情です。医療とリハビリテーションの両輪でこのテーマにアプローチできる事は、回復期の患者様にとっても理想的な環境が提供できていると思います。

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フラットな組織で様々な状況に対応。

当院の院長の考え方でもあるのですが、真栄病院では状況に応じ役職・職位にかかわりなくフラットなチームを意識的に作っています。この考え方は、特に回復期病棟で効果が出ており、必ずしも医師がチームリーダーである必要はなく、状況によってはソーシャルワーカーがリーダーであってもよい。患者様の症状、抱える問題は何ひとつ同じ物はありませんのでフラットなチームによる「情報の風通しの良さ」が非常に大きな成果をあげています。またこの取り組みにより、医師は治療に専念するなどチームの下支えに回ることができ、チーム全体での効果をより高めることができるようになっています。

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医療とリハビリテーション、
チーム医療で取り組む「その次」。

当院はもちろん、この業界全体のことでもあるのですが、リハビリテーションを提供するセラピストそれぞれの専門性・技術が高くなってきています。つまり、患者様の状況を「見立てる」目が多くなることに比例し、治療やリハビリテーションのレベルが年々上がってきています。そこに、それぞれの職域に基づいた高いレベルのでの医療・リハビリテーションを提供することで、患者様の「その次の人生」への第一歩に立ち会えることが多くなりました。その人の人生は退院後も続きますので、障がいによる「あきらめ」をさせたくない、できることをひとつでも多く患者様と一緒に作っていきたいと考えています。

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患者様のこれからをいかすために。

医療とリハビリテーションをもっと融合させていきたいと考えています。たとえば脳卒中などを発症した場合、この融合した対応が非常に有効だと考えています。「再発させないための内部アプローチ」「身体機能を低下させないためのリハビリテーションによるアプローチ」が機能すれば統一感のある取り組みと結果がだせると思いますし、いまよりもっと広く患者様を受け入れられると考えています。

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