■看護部長より

皆様、こんにちは。私は真栄病院の看護部長として、地域に根ざした医療・ケアの展開を実現するために日々努力しております。
当院の理念である「優しさのある看護・介護 心に残る医療」を看護部の実践を通じて具体化し、患者様とそのご家族に信頼と安心を提供できるよう努めています。私たちは患者様の立場に立った思いやりのある態度、その人らしい生き方の援助、専門職としての自己研鑽と質の高い看護介護、地域との連携を大切にしています。
これからも、地域医療の一翼を担い、患者様の健康と幸福を支えるために努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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看護部の取り組み

当院の看護部は、「優しさのある看護・介護 心に残る医療」を理念に掲げ、患者様に安心で安全な看護サービスを提供しています。私たちは患者様とそのご家族が治療に専念できるよう、常に思いやりと専門的な知識・技術を持って対応しています。
さらに、真栄病院は総合内科的な側面を持ち、多様な社会背景を抱える患者様(複合的疾患、認知症、経済的課題、身寄りがない等)を積極的に受け入れており、「オールラウンダー、汎用性、ジェネラリスト」としての機能を発揮し、看護の本質を実践しています。
当院は一般・地域包括・回復期・慢性期といった特徴的な病棟機能を有しており、スペシフィックな看護サービス(病態・状況や患者のニーズに合わせた看護)を提供。患者様のADL(日常生活動作)状況や障がい部位に合わせてベッド周囲の環境整備や食事、清潔・排泄時の援助を行うなど、個別性のあるケアの提供を行っています。

私達は以下の基本方針の実現に取り組んでいます

●患者の立場にたった思いやりのある態度
●その人らしい生き方の援助
●専門職として自己研鑽し質の高い看護介護の提供
●地域との連携、地域に根ざしたケアの提供

看護部として、患者様の立場に立った思いやりのある態度、その人らしい生き方の援助、専門職としての自己研鑽と質の高い看護介護、地域との連携を大切にしています。

人材育成について

■教育プログラムの提供

・職場内研修: 現場での実践的なスキルを身につけるための研修。
・自己啓発: 看護師個々の成長を促すための自己学習やセミナーへの参加。

■マネジメントラダーの構築

・看護師の役職やキャリアパスを明確にし、昇進の道筋を示す。
・師長・主任・副主任などの役職を定義し、役割を明確化する。

■コミュニケーションと信頼関係の構築

・上司や同僚とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を築く。
・成果を認めるフィードバックを提供し、看護師の成長意欲を引き出す

医療機関と介護保険施設の連携

数年前より医療と介護の連携強化が推進されており、特に介護保険施設等と連携する医療機関は、高齢者の健康サポートする役割があります。
私たちはこの重要性を理解し、地域に根ざした医療・ケアをさらに強化。患者様の健康と生活の質を向上させるための連携を推進しています。

■連携体制の構築

・協力医療機関として、入所者の急変時や医療ニーズに対応できる体制を整備しています。

■情報提供の円滑化

入所者の状態や医療ニーズを知るために、通常時より介護保険施設等と連携を図り、情報提供が円滑に行えるよう多職種連携を図って行きます。

■患者受け入れの促進

・高齢者施設と医療機関の連携を通じて、患者の状態に応じた適切な入院医療を提供しています。
・地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟などを活用し、要介護者に適した医療を実現しています。

医療安全

患者様に安全な医療サービスを提供することは医療の最も基本的な部分です。24時間365日患者に寄り添い、直接的なケアを提供する看護職は、医療従事者の中で最も医療事故を発生させるリスクが大きいと言われています。 医療安全に取り組むために、看護師は以下の取り組みを重視しています。

■安全文化の醸成

・報告する文化、正義の文化、柔軟な文化、学習する文化を整備し、組織全体で改善を推進しています。

■医療事故発生時の対応

・初期対応を徹底し、患者様の生命と安全を最優先に考えています。

感染対策

感染対策は、患者の安全とスタッフの健康を守るために重要です。

■手指衛生と感染経路の管理

・スタッフと患者が適切に手洗いや手指消毒を行うことで感染リスクを低減します。 ・感染経路を理解し、適切な予防策を実施します。

■ユニバーサルマスキング

・スタッフが適切にマスクを着用することで、感染の拡大を防ぎます。

■個人防御具(PPE)の適正な着脱

・スタッフは適切なPPE(マスク、手袋、ガウンなど)を使用し、感染リスクを最小限に抑えます。

■ゾーニング

・院内の感染状況に応じて、病棟内のゾーニングを設定し、感染リスクのあるエリアと清潔なエリアを分けます。