家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成29年4月号

拝啓、４月に入り暖かな日は続いております。朝晩の寒さから体感的にはまだ「春」
とはいえないような感触でいますが、でも何となくウキウキした気持ちになれるのはやっぱり「春」なんだ。と感じている今日この頃です。
ついこの間まで、早朝出勤時辺りは真っ暗でしたが、今ではライト無しで来れます。
帰りは家に着いてもまだ照明無しで過ごせる程陽が長くなりましたね。
３月、ひな祭り祝い+集合写真撮影の日には「ちらし寿司」、お彼岸の日には「おはぎ」、
少しですがご馳走づくめでした。というのも入居者さん達は毎日の生活の中で何が楽しみか？聞いてみると、「食べること」「美味しいものが食べたい」と口癖の様に答えてくれます。好きなもの、美味しいものを食べているその表情は穏やかで満足気でほころんでいます。その表情をみては幸せな気持ちになれる私達なんです。（同じものを食べている私は中々痩せられません）
３月３０日お別れがありました。Ｉさんは開設当初より入居され十三年間苦楽をともに生活してきました。入居当初は不安や混乱が強く、依存が多く大変でしたが除々にスタッフや環境に慣れ安心感につながり、不安や混乱が無くなり普通に生活出来るようになりました。ここ二〜三年前より色々な病気を患い入退院を繰り返していました病気からの苦痛症状を抱えているには、病院という環境の方が本人的にも安心できる場所という事もあり「長期療養病院」に入院することとなりました。自分で作った俳句を自分でハガキに書き、道新に投稿し何度か掲載されるほどでした。Ｉさん、長がかったようで短かった十三年間、ありがとうございました。お元気でお大事にね。

敬具

ホーム長　谷口　良子

96才お誕生日おめでとうございます。	89才お誕生日おめでとうございます。	仲良し二人組？
梅ユニット全員集合	竹ユニット全員集合	13年間のお付き合いでした。