家庭での生活が困難な高齢者が、職員と共に食事の支度、掃除、洗濯などして生活できる第２のお家。札幌市西区西町にあるグループホーム西まち

平成19年5月号

拝啓　春暖の候、北の大地にも色とりどりの花が咲き誇り、私達の目を楽しませ気持ちもウキウキしてきますね。暖かいホーム内ではスタッフも半袖です。「あんた寒くないの〜？」と腕をさすってくれる入居者の方たちがいます。「みんな若いから」とＨさん。「私達もそうだったのにね」とＡさん。「みんなばぁさんになったからねぇ」とＫさん。「あら、そ〜う？」とＮさん。ポカポカ春の陽射しを浴び、大笑いのひとコマです。
　先月一五日は、梅竹ユニット合同で「カラオケ喫茶」へ行きました。といいましても、場所は３階のリビングです。椅子やテーブルを並び換えカバーやクロスを掛け、喫茶店風のメニューを作り好きな物を注文していただくという、いつもと違う「おやつタイム」となりました。歌も始めは合唱。そのうちマイク片手に熱唱？する入居者さんとスタッフもおりました。体操はしぶしぶでも歌はみなさん大好きです。
　最近ホームでは、「千の風になって」という曲を流し、みんなで覚えようとしています。この詞を読み意味を語り合っていたところ、Ｅさんが「お父さんは死んじゃったけど、いつも私の傍にいるんだね。もう淋しくない」まわりにいた入居者さんたちもうなづき、なんとも優しい時間が流れていました。
　入居者さんそれぞれの歴史と思いがあり、家族との絆の深さを改めて考えさせられました。

敬具

竹ユニット主任　　百井　由美

ホーム長マイクを持つと放しません（歌は下手？）

次は一緒にデュエットでもしようか？

歌うことが大好きなお二人です。

お部屋に集合して、花札大会開催中です！

ホーム長発案！シャボン玉にチャレンジ！上手に出来ました。

竹ユニット仲良し二人組み、困ったときは力になりますよ！